エコカー減税は、燃費基準を厳しくしたうえで2年間延長する方針です。
「エコカー減税」は環境性能に応じて自動車重量税の免税や減税を行う制度で、2026年4月末に期限を迎えます。
2026年度の税制改正が大詰めを迎える中、政府・与党はこの制度の燃費基準を厳格化した上で、2年間延長する方針を固めました。
自動車購入時に燃費性能に応じて課される「環境性能割」については2年間停止します。
EV(電気自動車)などについては、車の重さに応じて追加の税負担を課す新たな仕組みを2028年5月から導入する方向で検討しています。
EVはガソリン車に比べ車体が重く、走行時に道路を傷めやすいとして負担を求める声が上がっていました。
具体的な制度設計は、2026年議論することにしています。