地震とそれに続いた『後発地震注意情報』の発表であらためて防災グッズへの関心が高まっています。

 札幌市北区のホームセンターです。

 防災グッズはこれまでにないほど売れていました。

 「地震から1週間経ちました」(糸口真子アナウンサー)

 「防災にかかわる商品全体でいうと、去年の5倍以上の売り上げになっています」(ジョイフルエーケー屯田店 廣地和弘さん)

 「そんなに変わるんですね」(糸口アナウンサー)

 「今一部品切れしていますが、防災リュックセットのシリーズは去年はほとんど動きがなかった商品なんですが、この1週間で30点ほどの売れ行きになっています」(廣地さん)

 寒い冬の深夜に発生した今回の地震。

 停電の中、暖をとることを想定して特に売れたのが…

 「暖をとるためカセットガスストーブを買い求める人が多かった印象を受けます」

 「去年数点だった売り上げが実はこの1週間で100点ほどの売り上げ」(いずれも廣地さん)

 「停電してしまっても使えますしね。もし避難するとなっても持ち運びができるのが便利ですね」(糸口アナウンサー)

 保存食の売り上げは2024年と比べて約85倍に。

 水も普段より多めに購入していく人が増えたといいます。

 さらに断水を意識して売れている防災グッズがありました。

 「災害時に水が使えなくなるとトイレの問題が発生する。段ボールの簡易便器がついたものや自宅のトイレにかぶせて使うなど(いろいろある)」(廣地さん)

 「いろんなシチュエーションで使えるんですね」(糸口アナウンサー)

 「去年の約25倍の売れ行きになっています」(廣地さん)

 家具の転倒を防ぎ、家族の身を守る防災用品もあらためて見直されています。

 「(家具転倒防止の)ポールが有効だと聞きましたが」(糸口アナウンサー)

 「(去年の)約40倍売れています。耐震ポールに関しては『後発地震注意情報』が非常に影響しているのかな」

 「揺れに備えるという部分で自宅の家具をこの際しっかり固定しようと買い求める人が非常に増えたなという印象です」(いずれも廣地さん)

 高まる防災意識。

 まさかの事態への備えは継続が必要です。

北海道文化放送
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