2025年も残すところ半月、新年を迎える準備が進んでいます。
2026年のえと「午」をかたどったかわいらしいマスコット人形が、鳥取県南部町の就労者支援施設で作られています。

羊毛フェルトにひと針ずつ丁寧に刺していきます。
作っているのは、2026年のえと「午」のマスコット人形。
モフモフとした体に耳や目を付けると、何ともかわいらしい姿になりました。

南部町の障害者就労支援施設「ノームの糸車」では、毎年、年末のこの時期にえとをモチーフにした人形を製作。
2025年も10月ごろからパーツを作りはじめ、今が最盛期です。

利用者:
見た目のバランスを考えて作っています。

施設では、年齢や障がいを理由に働くことが難しい人たちの就労を支援。
マスコット人形は約14人の施設利用者が作っています。

なかには、培ったスキルを生かし、町内の幼稚園や公民館などに出かけて、出張講座の講師としてフェルト人形作りを教える人もいるそうです。

就労継続支援B型事業所ノームの糸車・吉田尚代理事長:
技術を積み上げることによってできることも増えていって、誇りを持って仕事をしていただけることがすごくいいなと思います。

この馬のマスコットなど手作りの羊毛製品は、近くにある「とっとり花回廊」や施設のネットショップで購入できるということです。

TSKさんいん中央テレビ
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