12月16日の山陰地方は放射冷却が強まり、厳しい冷え込みとなりました。
こうしたなか、島根県飯南町のスキー場では、12月19日のオープンを前に関係者がシーズン中の安全を祈願しました。
水田に張った氷…16日朝の島根県飯南町です。
最低気温は氷点下2.9℃、1月上旬並みの寒さとなりました。
山陰地方は15日夜から16日朝にかけて放射冷却が強まり、鳥取県日南町で氷点下4.5℃など山間部で氷点下を記録、また平地でも、松江や鳥取で2.0℃を下回る厳しい冷え込みとなりました。
こうしたなか…。
田淵木萌記者：
こちらのスキー場では、先週日曜日に雪が積もりましたが、気温が高く、全部溶けてしまいました。しかし、人工雪のおかげで一部滑走が可能となっています。
飯南町の琴引フォレストパークスキー場では、12月19日のオープンを前に安全祈願祭が営まれ、関係者約50人がシーズン中の無事故を祈りました。
琴引フォレストパーク・田中宏明さん：
12月に入ってからそれほどまとまった雪はありませんが、年末年始に向けて雪が結構降るという予想がされていますので。
ゲレンデでは、人工造雪機と人工降雪機が稼働、8つあるコースのうち2つが滑走可能だということですが、オープンに向け、待ちわびるのは天然雪です。
琴引フォレストパーク・田中宏明さん：
今年も多くのお客様にご利用いただいて、改めてスキー、スノーボードの楽しさを全力で味わっていただけると大変うれしい。
スキー場では、2025-2026シーズンからリフトに自動改札システムを導入するなど利便性を向上させ、2025-2026シーズンは3万人の来場を見込んでいます。
琴引フォレストパークは、12月19日にオープン、2026年3月上旬まで営業する予定です。
