任期満了に伴い2026年3月に行われる鳥取市長選挙に、元鳥取市の幹部職員の新人が立候補を表明しました。
2026年3月の鳥取市長選挙に立候補を表明したのは、行政書士の大田斉之さん(64)です。
大田さんは鳥取市出身で京都産業大学を卒業後、1984年に鳥取市職員になり、経済観光部長などを経て、公立鳥取環境大学の理事を務めました。
2021年に退職し、行政書士として活動、鳥取県経済同友会の常任幹事などを務めています。
大田斉之さん:
いまのままではいけないなと。もっと果敢に行動して、行政としてもどんどん活動していかないといけないんじゃないかと強く感じている。昔の10年前の課題にプラスマイナスではなく、構造的に改革していかないとだめだろうなと。
立候補にあたり、大田さんは市政の構造改革を掲げ、市民との共創による地域社会づくりや地域資源を生かした産業振興など市職員としての38年間の経験をもとに、新しいまちづくりにチャレンジしたいと意欲を示しました。
鳥取市長選挙には、これまでに市議会議員の柳大地さんが立候補を表明しているほか,現職の深澤市長も出馬の意向を示していて三つ巴の選挙戦となる公算が大きくなっています。
選挙は2026年3月22日に告示、29日に投票が行われ、即日開票されます。