16日、サッカーJ2ブラウブリッツ秋田からシーズン終了の報告を受けた秋田市の沼谷市長は、スタジアムを新設する方針を伝えました。

ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長と中村亮太選手が16日、秋田市役所を訪れ、沼谷市長に今シーズンの終了を報告しました。

この中で、岩瀬社長は「非常に苦しい戦いだったがJ2残留を果たすことができた。今後はより多くの人に応援をしてもらえるクラブを目指し、頑張っていきたい」と話しました。

一方、沼谷市長は、ブラウブリッツのJ1ライセンス取得の条件になっているスタジアム整備について、新設する方針をクラブに伝えました。

秋田市はJリーグ側から、市が試算を示した3つの規模のうち「5000人規模では不十分」と指摘されたことが分かっています。

沼谷市長は「客観的に検討し、新設という方向で進めるだろうと一定の結論を出した。2031年8月、そのシーズンに間に合うようなスケジュールを前提として検討しなければいけないので、県も市もブラウブリッツ秋田もそのスケジュールで一緒に協議させてもらいたい」と話した上で、岩瀬社長に次のように伝えました。

沼谷市長:
「今度は会社として、経営者として岩瀬さんが資金集めに走って走って走る番なので、その分協力もするので頑張ってほしい」

沼谷市長は今後、県とクラブと協議の場を持つ方針ですが日程は定まっていません。

秋田テレビ
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