愛媛県の四国中央市が「紙のまちランキング」で20年連続日本一となり、市役所で三島高校書道部を卒業したメンバーたちが15日、記念の書道パフォーマンスを披露しました。
経済産業省などの調査によりますと、四国中央市の2023年のパルプ・紙・紙加工品の製造品出荷額は6082億円余りに。2位の静岡県富士市を抑え20年連続で日本一になりました。
四国中央市では、日本で初めて洋紙会社の工場が150年前の12月16日に営業をした「紙の記念日」を前に、市役所で20年連続の日本一を祝う書道パフォーマンスが行われました。
揮ごうしたのは、元三島高校書道部で書道パフォーマンス甲子園に出場した「紙のまちミツマタ大使」の大西満王さん、そして元書道部の市役所の職員の3人です。
会場では、地元の園児が縦3メートル・横5メートルの紙に手形を押したあと、音楽に合わせてパフォーマンスがスタート。大西さんたちが豪快に筆を走らせ、紙のまち四国中央市の節目を祝うメッセージを揮ごうしました。
メッセージは「紙宿る四国中央市 二0年・一五0年重なる時間 このまちに響け」と記されています。
「紙のまちミツマタ大使」大西満王さん:
「この書を通じて、紙のまち日本一が20年続いたというすごさを実感していただいたらなと思います」
この作品は、JR伊予三島駅に来年1月末まで展示されます。
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