犯罪の増加が懸念される年末年始を前に高松市で12月15日、詐欺の被害防止などを呼びかける啓発活動が行われました。
JR高松駅前では高松北警察署の警察官や、香川県電気工事業協会の関係者ら約50人が、啓発グッズを配り詐欺への注意を呼びかけました。
香川県内では2025年に入って11月末までに特殊詐欺やSNSを使った投資・ロマンス詐欺が647件発生し、被害総額は約33億5000万円となっています。
(香川県電気工事業協会 長瀬裕亮会長)
「(警察と)お互いに詐欺防止というところで、ビラを配って地域の皆さんにPRしている」
(高松北警察署 旭国雄署長)
「特に特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺が急増している。不審に思ったら警察に連絡する、知人・家族に相談することが一番大事」
警察などは、こうした活動を通じて安心で安全なまちづくりにつなげたいとしています。