日銀は12月の短観(企業短期経済観測調査)の結果を発表し、大企業の製造業での景気判断が3期連続で改善しました。
日銀短観は景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引き、指数化するもので、12月は、大企業の製造業でプラス15で前回から1ポイント上回り、3期連続で改善しました。
一方、大企業の非製造業はプラス34と、前回の調査から横ばいで、「運輸・郵便」に改善が見られる反面、「宿泊・飲食サービス」は物価高で悪化しています。
日銀は短観の結果もふまえ、18日からの政策金利を決める会合に臨みます。