働く人に景気の実感を聞く11月の景気ウォッチャー調査で、現状判断指数が7カ月ぶりに悪化です。
内閣府が発表した11月の景気ウォッチャー調査で、景気の実感を示す現状判断指数は48.7となり、前の月から0.4ポイント低下しました。
低下は7ヶ月ぶりですが基調判断は「景気は、持ち直している」に据え置いています。
調査は、小売りやサービスなど景気の影響を受けやすい職場で働く約2000人を対象に景況感を聞き数値化したものです。
近畿地方のレストランでは「物価上昇が続き、物が高くて買えないという話がよく聞かれる」という声が寄せられました。
また東北の観光ホテルからは「熊の出没に関する問合せが多く、予約のキャンセルも若干出ている」といった声が寄せられ、東北地方を中心に相次ぐクマの出没を受けた外出控えによる売り上げ減少の声も目立ちました。