働く人に景気の実感を聞く11月の景気ウォッチャー調査で、現状判断指数が7カ月ぶりに悪化です。

内閣府が発表した11月の景気ウォッチャー調査で、景気の実感を示す現状判断指数は48.7となり、前の月から0.4ポイント低下しました。

低下は7ヶ月ぶりですが基調判断は「景気は、持ち直している」に据え置いています。

調査は、小売りやサービスなど景気の影響を受けやすい職場で働く約2000人を対象に景況感を聞き数値化したものです。

近畿地方のレストランでは「物価上昇が続き、物が高くて買えないという話がよく聞かれる」という声が寄せられました。

また東北の観光ホテルからは「熊の出没に関する問合せが多く、予約のキャンセルも若干出ている」といった声が寄せられ、東北地方を中心に相次ぐクマの出没を受けた外出控えによる売り上げ減少の声も目立ちました。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。