8日夜に青森県で最大震度6強を観測した地震の影響で、名産のホッキ貝にも影響が出ています。
今が旬のホッキ貝は、青森県八戸市や三沢市など北浜地域の名産です。この北浜地域にある4つの漁協のうち3つが、8日に発表された「後発地震注意情報」の影響で、やむを得ず「ホッキ漁」を中止しています。
ホッキ漁の中止は、地震後初めての日曜日を迎え、買い物客で賑わう青森県内のスーパーにも影響が出はじめています。マエダ本店・鮮魚チーフの赤坂亘さんは、「一番需要が高い時期でもあります。水揚げされている分のみの流通になりますので、明日からの入荷見通しは不透明な感じです」と話します。
15日で地震から1週間、スーパーに客足は戻り始めましたが、今後、ホッキ貝だけでなく、むつ市名産の鱈など、県内で水揚げされる魚介類の供給が不安定になる可能性があるということです。