アメリカのトランプ大統領は12日、軍事衝突が続くタイとカンボジアが「全ての攻撃を停止することに合意した」と明らかにしました。
タイとカンボジアの国境地帯では、7日から戦闘が拡大し、これまでにあわせて24人が死亡しています。
10月に和平合意を仲介したトランプ大統領は12日にSNSで、両首脳と電話で会談し「両国は本日夜をもって全ての攻撃を停止し、和平協定に戻ることで合意した」と投稿しました。
一方、タイのアヌティン首相は、電話会談後の会見で戦闘停止については言及しておらず、今回のトランプ氏の仲介が緊張緩和につながるかは不透明です。