長崎県内の優れた水産加工品が揃う催しが、12日から長崎市で始まりました。
年末年始の食卓を彩ります。
鯨に干物、自慢の品がずらりと並びます。
長崎市元船町のおくんち広場で12日から始まった、県水産加工振興祭です。
主に県の南部や離島に拠点を置く42の事業者が出店し、選りすぐりの水産加工品を販売しています。
初出展のこちらの店は、長崎で水揚げされた魚をもっと手軽に食べてほしいと、ブリやマダイを使ったカレーやオイルづけなどを取り扱っています。
お正月にふさわしい商品も通常よりお得に手に入るとあって、買い物客は真剣な表情でお目当ての商品を探し求めていました。
買い物客は
「きょうはカニです 親戚で食べる」
「正月用です」
買い物客は
「大量には買いきらんけどやっぱり見栄えするから」
山道水産 山道 英樹 社長
「長崎のお正月といえばカニ爪、数の子、鯨、この3種の神器が大人気。普段高くて買えなくても『年に1回だけは』と皆さん買われています」
ふるさと物産まつりも同時に開かれていて、お茶やしいたけなどの詰め合わせも人気です。
県水産加工振興祭は14日までで、13日はマグロの解体ショーも予定されています。(午前10時~午後4時)