佐世保市議会12月定例会の12日の一般質問で、市が長崎国際大学に総額10億円を支援することについて、市は「支援額に相当する税収増が見込め、妥当と判断している」と説明しました。
12日の一般質問で長野孝道議員は、一般会計補正予算案に盛り込まれている市が長崎国際大学に2025年度から4年間で総額10億円を支援することの妥当性について質問しました。
長崎国際大学は2024年、文部科学省から理工系学部を強化する対象校に選ばれていて、IT人材を育てる「情報学部」を2年後に設置することを目指しています。
市は学部設置にかかる約30億円のうち10億円を支援する方針ですが、設置から20年間で10億円相当の税収増が見込めるなどとしています。
佐世保市 宮島 大典 市長
「経済的優位性等も含め、熟慮した上で妥当であると判断している」
財源は、ふるさと納税の基金を充てることにしています。