架空の投資話で顧客17人から 「私的な交際費に使っていた」
明治安田生命は70代の元営業職員が、客に架空の投資話を持ちかけ、約2億円をだまし取っていたと発表しました。
明治安田生命によりますと、客から金をだまし取っていたのは、群馬支社で営業を担当していた70代の元女性職員です。
この元職員は、客に「高金利の預託制度がある」と架空の投資話を持ちかけ、「明治安田生命」と書かれた偽造の領収書を交付して金銭を受け取っていました。
2010年以降10年以上にわたり、少なくとも17人の顧客から約2億円をだまし取っていて、「私的な交際費に使っていた」と話しています。
明治安田生命は元職員を懲戒解雇し、「元営業職員が過去に取り扱ったすべての契約について調査する」としています。