全国のインフルエンザの患者数は2週連続で減少した一方、過去10年の同じ時期と比べて、患者数は最多となっています。
厚生労働省によりますと、12月7日までの1週間に全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり38.51人(前週44.99人)で、2週連続で減少しています。
一方、過去10年の同じ時期と比べて患者数は最多となっていて、41の県などで警報の基準となる30人を超えています。
また、国立健康危機管理研究機構の調査によりますと、国内で流行しているH3型のうち96%が新たな変異ウイルス「サブクレードK」となっています。