南国市の工場で海外からの人材の受け入れを検討している県内事業者に向けた視察ツアーが行われました。
建設会社・高知丸高の工場で行われた視察ツアーは、外国人材の受け入れ支援を行っている県や高知銀行などが企画したもので県内8つの企業が参加しました。高知丸高では17年前から中国やミャンマーから人材を受け入れていて、現在社員の約3分の1となる54人が在籍しています。
企業の担当者らはミャンマー出身の社員に生活面での質問をしたり、会社が提供する宿泊施設を見学しました。
ホテル高砂・川田昌義 専務取締役:
「きょう質問等々の中で日本に来て困ったこととか宿舎の様子も見させていただいたので、これを参考に外国人材を活用して取り組みたい」
2024年度の県内の外国人労働者は約5200人で、愛媛や香川の半分にも満たない状況です。主催者は企業が受け入れやすいよう今後もサポートを継続したいとしています。