佐賀市の30代の職員が酒を飲んで自転車を運転したとして検挙され、停職1カ月の懲戒処分を受けました。県内では今年、自転車の飲酒運転で52件検挙されています。
処分を受けたのは、佐賀市政策推進部の30代の男性職員です。
市の人事課によりますと男性職員は、今年9月、仕事が終わったあと、1人で佐賀市内で酒を飲んで自転車を運転し、帰宅する途中に酒気帯び運転で警察から検挙されました。
その後、11月21日付けで裁判所から罰金10万円の略式命令を受けています。
佐賀市は「市政への信頼失墜と公務員としての職の信用を傷つけた」として、12日付けで男性職員を停職1カ月の懲戒処分にしました。
また、指導や管理が不十分だったとして課長級と副課長級の上司を文書で厳重注意しました。
自転車が関係する事故が増えていることから去年11月、自転車の酒気帯び運転に、罰則が設けられました。
県内では今年に入って11月末までに自転車の飲酒運転で52件が検挙されました。
また、自転車の飲酒運転で免許停止になったケースは6件ありました。年末年始は飲酒の機会が増えます。
自転車の事故で相手を死亡させてしまうこともあります。
くれぐれも飲酒運転はしないようお願いします。