翌年の吉凶を占う神の使い鵜様を羽咋市の氣多大社へ運ぶ「鵜様道中」が2年ぶりに始まりました。

「うっとりべー」

七尾市鵜浦町から始まる「鵜様道中」は神の使いである「鵜様」を鵜捕部と呼ばれる男性たちがかごに入れて運ぶ行事です。

去年はウが捕まらなかったため見送られましたが今年は出発当日の12日朝、鵜様となるウを捕獲できました。

小西寛之さん:
「もうホッとしています。3日間は鵜が飛んでなくてダメかと思っていた。きょう奇跡的に捕獲してホッとしている。」

鵜捕部 中山武則さん:
「ただいまより鵜様道中出発します。鵜様を取られてくれたものですから無事氣多大社へ奉納したいと思います。是非沿道で声をかけて下さい。ただいまより出発します!」

鵜様道中は3日かけて氣多大社へ向かい16日の未明に来年の吉凶を占う「鵜祭り」が執り行われます。

石川テレビ
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