バスケットボールBリーグのレバンガ北海道は、約1か月ぶりとなるホームでの富山グラウジーズ戦を翌日に控え、前日練習を公開しました。好調を維持し連勝中のチーム状況について、ロイブルヘッドコーチや選手たちがその要因と意気込みを語りました。

 トーステン・ロイブルヘッドコーチは、チームの連勝について、「ベンチから出てくる選手の得点が非常に計算できるようになったことが大きい」と分析。以前は控え選手のパフォーマンスに懸念があったものの、現在は「主力の選手以外の選手が得点していることが連勝の理由の一つ」と、チーム全体の底上げを好調の要因に挙げました。

 また、前節のアルティーリ千葉戦で相手に27個ものターンオーバーを誘発したことについては、「プロバスケの舞台では非常に多い数字」と評価。それ以上に「指導者としては、自分たちがターンオーバーを6個しかしなかったことのほうが嬉しかった」と振り返り、シーズン当初に課題だったターンオーバーの質の改善とチームの成長を認めました。

 島谷怜選手は、チームの現状について、「それぞれが自分のできることをしっかりやっている中で、いいアタックやシュートなど自分の持ち味を出せている」と説明。「結果が出ることが一番見てもらえることに繋がる。本当に今、自分たちがリーグの中で一番勢いがある」と語り、多くのファンからの応援に「いい循環が生まれている」とし、「この勢いを継続したい」と意欲を見せました。

 ドワイト・ラモス選手は、自身のプレーで意識している点として「最大限にチームのゲームプランを遂行すること」を挙げました。得点への喜びを語りつつも、「このチームはスイッチディフェンスを適用するので、相手のガードやフォワードの外国籍選手とマッチアップする際に、どれだけ自分がディフェンスできるかを優先的に考えてプレーをしている」と、自身の守備における重要な役割を明かしました。

北海道文化放送
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