難病研究に取り組む京都大学iPS細胞研究所を支援しようと、兵庫県明石市で高校生らが募金活動を行いました。
募金を行ったのは筋肉が骨に変わる難病「FOP」の患者・山本育海さん(27)と高校生らおよそ20人です。
「193(いくみ)募金」と呼ばれるこの活動は、山本さんの「難病の治療法を研究するiPS細胞研究所を支援したい」という思いに共感した高校生が10年前に始め、ことしは15校が参加しました。
【山本育海さん】
「(自分が)高校を卒業して10年経ってもなお先輩から後輩へ引き継いで、継続して応援していただけることは本当にありがたいしうれしい」
【募金に参加した高校生】
「これから先、難病を抱えて生まれてくる子どもたちや難病と闘う人たちに、少しでもこの思いが届けばいいなと思う」
募金は全額、京都大学iPS細胞研究所に贈られるということです。