JR福知山線脱線事故の事故車両を保存する施設がきょう=12日開館し、遺族らにも内部が初めて案内されました。
JR西日本は福知山線脱線事故の事故車両を保存するための施設を、おととしから
大阪府吹田市にある社員研修センターの隣に整備していました。
保存施設が12日開館し、見学を希望した遺族や負傷者らにも初めて内部が案内されました。
JR西日本によると、施設の1階には事故車両7両すべてが陳列されていて、地下1階には損傷した電柱やレールが展示されているほか、事故直後の現場の様子を実物大で再現しているということです。
JR西日本は、遺族らから「興味本位で見られたくない」などの声があがっていることをうけて、当面、一般には非公開とする方針です。