陸上自衛隊第8師団は複数の部下に日常的に平手打ちなどの暴行を加えた隊員を停職5カ月の懲戒処分としました。
11日付けで停職5カ月の懲戒処分を受けたのは第42即応機動連隊の47歳の1等陸曹です。
第8師団によりますと1等陸曹は2022年から今年3月にかけて熊本市北区にある北熊本駐屯地内で部下の隊員複数人に対し日常的に平手打ちなどの暴行を加えていたということです。
1等陸曹は聞き取りに対し「暴行という認識はなくコミュニケーションのつもりだった。反省している」と話しているということです。
第42即応機動連隊の連隊長鈴木基数 1等陸佐は「職務指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。
このほか第8師団は無免許で知人の車を運転していた25歳の3等陸曹と同乗していた30代と25歳の陸士長あわせて3人も懲戒処分としました。