12月9日に熊本・嘉島町の町道で、あおり運転でバイクに乗った大学生を、軽ワゴン車ではねてけがを負わせ、現場から逃げた疑いで会社員の男2人が逮捕された。
危険運転致傷と道交法違反の疑い
逮捕されたのは山鹿市の会社員・横田将斗容疑者（20）と御船町に住む会社員・桐原諒太容疑者（30）。
警察によると、横田容疑者ら2人は12月9日午前8時45分ごろ、嘉島町の町道でバイクに乗った大学生を軽ワゴン車ではねてけがをさせ、現場から逃げた疑いが持たれている。
目撃者が「車とバイクの事故で、バイクが路上に倒れ、車が立ち去りました」と警察に通報。警察は車両ナンバーなどから横田容疑者らを特定し、逮捕した。
現場は片側1車線の町道で、2人が乗った軽ワゴン車はバイクの左側から近づいて、あおり運転を行い、衝突したとみられている。
転倒したバイクは滑って反対車線に飛び出し対向車と衝突、大破したという。バイクの大学生は病院に搬送されましたが意識もあり、軽傷。
調べに対し2人は容疑を認め、横田容疑者は「バイクと衝突し、現場から立ち去ったことは間違いない。相手のバイクを停車させようとした」と供述しているという。警察は、両者の間に何らかのトラブルがあったとみて、事件の経緯を調べている。
（テレビ熊本）
