アメリカのトランプ大統領は11日、ロシアの侵攻終結に向けた和平案をめぐり合意が進展する見込みが高い場合は、週末にヨーロッパで開催されるウクライナなどとの会合にアメリカの代表団を派遣すると語りました。

トランプ大統領:
土曜日に(ヨーロッパで)会議がある。アメリカが出席するかどうかは様子を見る。

トランプ大統領は記者団に対し、週末にヨーロッパで開催されるウクライナの和平案をめぐる協議について、アメリカ側が「参加するかどうかは様子を見る」と語りました。

そのうえで「合意が進展する見込みが高いと判断すれば出席する。進展の見込みが低いと判断した場合は、多くの時間を無駄にしたくない」と語り、協議の進展次第では代表団の派遣を見送る考えも示しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、「20項目の和平の条件」や「安全の保証」「停戦後の復興」などを柱とした修正した和平案をアメリカ側に提示したと明らかにしています。

トランプ氏は「我々は安全保障面で支援する。和平実現に不可欠な要素だ」と述べましたが、焦点となる「領土の割譲」については「複雑で簡単なことではない」とも語っています。

フジテレビ
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国際取材部
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