12月10日夜に熊本市東区の住宅で男性を包丁で刺し、殺害しようとした疑いで、28歳の男が現行犯逮捕された。男は「殺す気で刺した」と容疑を認めているという。
「殺す気で刺した」「トラブルになった」
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは住所不詳・自称無職の阪本龍郎容疑者(28)。

警察によると、阪本容疑者は12月10日午後11時40分ごろ、熊本市東区鹿帰瀬町の住宅で、この家に住む知り合いの男性(40)を包丁で刺し、殺害しようとした疑いが持たれている。事件があった現場は、熊本市東区の閑静な住宅街で、一夜明けても規制線が張られていた。

被害にあった男性が消防に通報、警察も駆けつけ、阪本容疑者を現行犯逮捕した。男性は頭や腕に切り傷を負い病院に運ばれたが、命に別条はなく、警察の調べに「寝ていたら襲われた」と説明しているという。

一方、阪本容疑者は「殺す気で刺した」と容疑を認め、「男性とトラブルになった」と供述しているという。凶器は刃渡り約14センチの文化包丁で、阪本容疑者は男性の家に寝泊まりしていたとみられていて、警察が動機などを調べている。
(テレビ熊本)
