仙台と香港を結ぶグレーターベイ航空は、日中関係の悪化に伴い、来年3月中旬から3月末まで運休することを明らかにしました。

グレーターベイ航空は、去年12月に13年ぶりとなる仙台空港の定期便を復活させ、週4往復で仙台と香港を結んできました。

一方で、グレーターベイ航空によりますと、日中関係の悪化を受け、中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけたことから、仙台と香港を結ぶ便でも、この2週間ほどで利用客が減少したということです。

このままでは採算が見込めないとして、来年3月中旬以降、全ての便を運休することを決めました。

また、仙台と上海を結ぶ中国国際航空も、12月16日から来年3月28日まで、全ての便を運休することを決めました。

理由について、仙台支店は「機材繰りや調整のため」としていて、すでに搭乗券を購入した人に対しては、返金の対応をするということです。

仙台放送
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