ガソリン税の暫定税率廃止に向け段階的に拡大されてきた政府の補助金が、暫定税率分と同じ水準になりました。
ガソリンの暫定税率は1974年に導入され、12月末で廃止されることになっています。
廃止までに政府は補助金を設けて段階的に拡大し、その額が11日、暫定税率と同じ1リットルあたり25円10銭になりました。
在庫の関係で店頭価格にすぐには反映されませんが、早くも5円の値下げに踏みきるガソリンスタンドもありました。
利用客:
一時期180円くらいまで上がったのが20円ぐらい下がったから助かる。
一時的な措置とされながら51年間維持された暫定税率に代わる財源ははっきりしておらず、今後の政府与党の議論を待つことになります。