◆香川県は年収の「6.38倍」全国で最も低い水準

不動産調査会社の東京カンテイは、全国の新築マンションの各都道府県平均価格を平均年収で割った「年収倍率」を発表しました。香川県は6.38倍で、今回調査が行われた46都道府県(山梨県を除く)で最も低い水準(順位1位)となりました。

香川県の新築マンションの平均価格(70平方メートル換算)は2954万円、平均年収は463万円でした。香川県は前年(2023年)は山口県に次いで全国で2番目に低い水準でした。

全国の新築マンションの平均価格は4835万円、平均年収は466万円、平均の年収倍率は10.38倍でした。10倍を上回るのは2年連続です。

◆四国3県・岡山県の結果は? 岡山県は2006年以降初の10倍超

四国地方ほかの3県です。

徳島県の新築マンションの平均価格は3245万円、平均年収は507万円で、6.40倍(順位2位)。

高知県の新築マンションの平均価格は3814万円、平均年収は386万円で、9.88倍(順位21位)。

愛媛県の新築マンションの平均価格は3510万円、平均年収は449万円で、7.82倍(順位4位)。

岡山県の新築マンションの平均価格は5381万円、平均年収は471万円で、11.42倍(順位35位)でした。岡山県では2006年以降初めて、10倍を超えたということです。今回24の都道府県で10倍を超えています。

◆最も年収倍率が高かったのは東京都「年収の17倍」

最も高かったのは東京都で平均価格は1億815万円、平均年収は636万円で、17.00倍(順位46位:山梨県除く)でした。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。