2025年8月、神奈川・横浜市で開催された花火大会中の火災について、原因を検証していた第三者委員会は、筒の中で花火が爆発したことがきっかけだったと明らかにしました。
この事故は2025年8月4日夜、横浜市みなとみらいで開催された花火大会中に、花火を打ち上げるための台船が燃えたもので、事故によるけが人はいませんでした。
第三者委員会は報告書を公表し、筒の中で花火が爆発する「筒ばね」とみられる現象が起き、数分後に台船の上や低空で爆発が繰り返されたことが火災のきっかけだったと結論づけました。
最初に爆発したのは直径15cmほどの5号玉の花火で、打ち上げるための火薬の装填(そうてん)ミスや、準備期間中の天候不良により火薬が湿ったことなどが筒ばねの原因とみられています。