慌ただしくなる年末年始に労働災害を起こさないよう、高知労働局が安全パトロールを行いました。

高知市本町のホテルの建設現場で行われたのが、高知労働局による労働災害防止の安全パトロールです。2025年起きた県内の労働災害は715件で、2024年より22件増加。死亡者数は2024年より3人多い4人で、そのうち3人は建設業でした。今回は特に多い「墜落・転落」事故を防ぐ安全対策をチェックしていきます。

高知労働局の職員:
「作業員さんたちが上下の移動を伴いますので快適な階段、昇降設備ができているか見させていただいている」

高知労働局の職員は足場の手すりが2段になっているか、工具などが落ちて下にいる人がケガをしないよう板が設置されているかなどをチェック。また床に空いた穴をふさぐ板がずれないようになっているか、突起物に目印があるかなど、足元の安全も細かく見て高い水準で安全対策ができていることを確認しました。

高知労働局:菊池宏二 労働局長:
「これから年末年始で慌ただしくなって、通常やっている作業でもミスが出やすい状況。これでまでと同じように安全対策、定められた作業手順を守っていただいて無災害で作業を続けていただければ。よい正月をみなさんでお迎えいただければ」

高知さんさんテレビ
高知さんさんテレビ

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