名古屋市中村区の名鉄百貨店で、推しのアイドルのアバターと、AIで会話ができる新たなサービスが、12月11日から始まります。
名古屋駅前の名鉄百貨店に登場したのは、AIを搭載したアイドルの分身と2人きりで話せる、ファンにとっては夢の装置、その名も「推しバース」です。
今回AIアバターとなって登場するのは、名古屋が拠点のアイドル・delaのメンバーです。11日からの一般公開を前に、松島七葉さん推しのファンが一足先に体験しました。
ファン:
「きょうの私服かわいいね」
AI松島さん:
「ありがとう。かわいいと言ってもらえて、すごくうれしいよ。ところで行きたい場所とかある?」
「AI松島さん」の言葉はまだまだぎこちないですが、AIがこれから学習し、滑らかになっていくそうです。
ファン:
「特典会だと沢山のお客さんがいらっしゃいますので、受け答えもなかなか難しい部分もありますので。自分がどう思っているか伝わるのが一番魅力かなと思います」
当の本人は…。
松島さん:
「私はいちご大福が好きなんですけど、AIは『ラーメンと寿司が好き』って言ってました。ちょっとかわいこぶって『いちご大福』って答えちゃったから…」
ファン:
「ファンの人が『七葉はいちご大福が好きだよ』ってAIに教えこまないといけないね」
松島さん:
「教えたら『そうなのか』って学習していくのかも」
推しバースの料金は、1回5分間で500円で、2026年2月末まで楽しめます。