三重県津市で10日、警察が南海トラフ巨大地震を想定した大規模な訓練を行いました。

 警察官らおよそ100人が参加した訓練では、南海トラフ巨大地震により停電が起きたと想定し、市内の交差点で警察官が手信号によっておよそ30分間、一般の車を誘導しました。

 また、家屋が倒壊した現場で瓦礫に見立てた丸太などをチェーンソーで切断し、ケガ人を運び出す手順も確認しました。

三重県警津警察署 奥山智大警備課長:
「本日行ったような、一般のドライバーに参加していただく形での交差点における手信号訓練など、実践的な訓練を通じて災害対処能力の向上を図っていきたい」

東海テレビ
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