美唄市の閉校した学校から二宮金次郎の銅像1体を盗んだ疑いで、苫小牧市の自営業の男(45)と岩見沢市の無職の男(64)が逮捕されました。

 男らは8月18日午前7時ごろから10月8日午前9時ごろまでの間、美唄市の閉校した学校に侵入し、銅像1体(時価5万円相当)を盗んだ疑いがもたれています。

 警察によりますと、盗まれたのは高さ約115センチ、幅約50センチ、重さ約41キログラムの二宮金次郎像だということです。

 別の窃盗事件の捜査の過程で今回の事件が発覚し、2人は12月8日に逮捕されました。

 盗まれた二宮金次郎像は金属買取業者で3万4850円で売られていて、転売目的だったとみられています。

 苫小牧市の男は調べに対し「私と岩見沢の男でやった盗みで間違いない」と容疑を認め、岩見沢市の男は「その場所に行ったのは間違いないが盗んだのは苫小牧市の男」と容疑を一部否認しています。

 空知地方では廃屋で同様の窃盗事件が複数起きており、警察は関連を調べています。

北海道文化放送
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