8日午後11時15分ごろに発生した青森県東方沖の地震を受けて、気象庁などはより大きな地震への注意を呼びかける「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。
この情報が出されるのは3年前の運用開始以来初めてです。

「北海道・三陸沖後発地震注意情報」とは、北海道から岩手沖の日本海溝・千島海溝沿いでマグニチュード7以上の地震が発生した場合により大きな地震への注意を呼びかけるもので、3年前から運用が始まりました。

対象地域はM9クラスの巨大地震が起きた場合、「3m以上の津波」や「震度6弱以上の揺れ」が想定される地域で、岩手県内では沿岸部と盛岡市から一関市までの内陸部あわせて23市町村となります。

これらの地域では1週間程度の間は「すぐに逃げられる状態で寝ること」「非常用品の常時携帯」「緊急情報を取得できるようにしておくこと」など備えの再確認やすぐに避難できる態勢の準備が必要となります。

北海道の根室沖から三陸沖にかけての巨大地震の想定震源域では新たな大規模地震が発生する可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。

1週間程度はさらに大きな地震の発生に注意してください。

岩手めんこいテレビ
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