11月の福井県内企業の倒産は5件で、このうち1件は7カ月ぶりに負債総額10億円を超える大型倒産となりました。
  
民間の調査会社・東京商工リサーチによりますと、11月の県内企業の倒産は前年の同月と比べ半数となる5件でした。
  
一方で、負債総額は19億700万円と4億3800万円増えました。約10億円の負債を抱えて倒産した大野市の老舗繊維会社・稲山織物が額を押し上げました。
  
5件の倒産すべてが販売不振による「不況型倒産」で、うち3件が従業員5人未満の小規模事業所です。
  
東京商工リサーチは、賃上げで収益を圧迫される企業が増えたとみています。      

福井テレビ
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