兵庫県丹波篠山市の「兵庫陶芸美術館」では、開館20周年を記念した丹波焼の特別展が開かれています。
展示されているのは、県内産の陶磁器、およそ100点です。
丹波焼は800年以上の歴史を持ち、濃淡のある緑色の自然釉や、表面が焦げて黒ずんだ独特の風合いが特徴で、ひとつひとつ表情が異なります。
中世から現在まで時代ごとに姿を変えながら生産が続く丹波焼は、「日本六古窯」のひとつとして知られ、日本遺産にも認定されています。
【訪れた客は…】「土の木肌が生きているなと感じました。素朴な感じで素敵です」
特別展では、古典的なものから現代の作品まで幅広く展示されており、来年2月23日まで、兵庫陶芸美術館で開催されています。