2026年に流行の兆しがある料理の一つに、インドなど南アジアのスパイス炊き込みご飯「ビリヤニ」が選ばれた。東京・中央区の専門店ではカレーより注文が多いときがあるほどで、10種類以上の香辛料を使った本格的な味が人気を集めている。大手食品メーカーもレシピを紹介するなど、家庭で手軽に作れる方法が広まっている。

2026年流行の兆し!寒〜い冬にビリヤニ

今シーズン最強寒波が到来する中、体を温めてくれる、あるスパイス料理が注目されている。

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11月26日にクックパッドの「食トレンド予測 2026」が発表された。2026年に流行の兆しがある料理、その一つに選ばれたのがビリヤニだ。

クックパッド広報部本部長・小竹貴子さん:
次なる主役として、日本の食卓に本格的に定着するのではないかと予想されています。

ビリヤニは、インドなど南アジアで食べられるスパイシーな炊き込みご飯だ。

東京・中央区「ナワブ ビリヤニ ハウス芽場町店」で話を聞いた。

料理長:
ビリヤニ(食べる人)多い。日本人のお客さんがいっぱい。

カレーより注文が多いときもあるという。

こちらの店では、シナモンやクミンなど10種類以上の香辛料を使用している。鶏肉、ヨーグルトなどを入れて、パラパラ食感が特徴のインドのお米と一緒に炊き込む。

取材班:
お肉の旨味がお米にしみ込んで、とても美味しいです。結構辛さがあって、体が温まりそうです。

一番人気の「チキンダムビリヤニ」は、漂うスパイシーな香りが食欲をかき立てる。

大手食品メーカーもレシピ紹介

街では、ビリヤニの魅力にハマる人も続出している。

街の人:
メニューにあると一緒にいる人に「ビリヤニあるよ!」って言う。好きですね。

街の人:
辛い食べ物が好きで、簡単に作れる方法があるなら作ってみたい。

スパイス香る炊き込みご飯「ビリヤニ」は、大手食品メーカーなどもレシピを紹介するなど、家庭でも手軽に食べることができる。

クックパッドの一番人気レシピでは、クミンや薄切りのタマネギをフライパンで炒め、その後ガラムマサラなどを混ぜ合わせた材料、鶏モモ肉を入れて炒める。

炊いたインドのお米を炒めた具材にのせて、弱火で約10分蒸らせば完成だ。

本場のお米が手に入らない、そんな時は古米を代用しても大丈夫だという。
(「イット!」12月4日放送より)

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