12月27日、ラグビーのプロリーグ最高峰・DIVISION1の試合が県内で初めて開催されます。

試合を行うリコーブラックラムズ東京の強みと注目選手を取材しました。

【鈴木悠斗】
「東京都世田谷区にあるリコー総合グラウンドに来ています。グラウンドには、ラグビーリーグワンに所属するリコーブラックラムズ東京の選手たちが大きな声で活気ある練習を続けています」

1953年に創部し、国内最高峰のラグビーリーグリーグワンのDIVISION1に所属するリコーブラックラムズ東京。
DIVISION1は、サッカーでいうJ1でラグビーリーグの最上位のカテゴリーです。
その試合が佐賀ではじめて開催されます。

【松橋周平選手】
「大学の同期に佐賀県出身の選手とか高校の出身選手とかがいて、寮に丸ぼうろをいっぱい持って来てくれて、みんなで食べていた記憶があるので懐かしい」
【池田悠希選手】
「グラウンド上でのコミュニケーションがスタジアムに行くと聞こえる。コミュニケーションの多さを見てほしい」

チームを指揮するのは、就任2年目、フィジー代表などを指導したタンバイ・マットソンヘッドコーチです。

【タンバイ・マットソンヘッドコーチ】
「今年のチームの目標はプレーオフ進出。チーム初のプレーオフ進出をテーマにしている」

リコーブラックラムズ東京は、昨シーズン12チーム中7位に終わり、上位6チームが優勝を争うプレーオフ進出を逃しました。
悔しさをバネに昨シーズン達成できなかった創部初のプレーオフ進出を目標に掲げます。

【タンバイ・マットソンヘッドコーチ】
「今シーズン私達が目指しているのは、体力があり、速く・技術が高いラグビー」

チームの強みは総合力。
若くして日本代表に選ばれた選手が多いのも特徴です。

【中楠一期選手】
「ボールを相手に手渡しても自信があるディフェンスができる。アタックがしっかりかみ合って勢いに乗っているときは、どのチームよりも勢いがある」

選手達が意識しているのが「ハードワーク」

【ファカタヴァアマト選手】
「今年は去年と比べて強いチーム。シーズン前からハードワークをしていて、去年よりもレベルが上がっている」

この日の練習でもランニングと実践練習を交互に行い休む間もなく約2時間練習を続けました。

【タンバイ・マットソンヘッドコーチ】
「選手にとっては本当に辛いこと。試合でやらなければならない重要なことなので、意識して行っている」

チームの大黒柱は、キャプテンのTJ・ペレナラ選手。
ニュージーランド代表としても活躍しました。

【TJ・ペレナラ選手】
「世界で1番の選手でありたい。どのチームにいても世界最高の選手であるために努力している」

パス、キック、ラン全てで世界トップクラスの実力を誇る上に、ハードワークでチームを力強く牽引します。
中でも日本代表選手達でさえ驚くことが・・・

【池田悠希選手】
「TJのパスは距離が長く、スピードも速い」

【TJ・ペレナラ選手】
「ボールを持って走ることも大好き。スクラムハーフとして、ボールを他の選手に回して、他の選手を試合に絡ませることが役割。他の選手を生かして自分の好きなプレーをしている」

世界トップクラスの選手も所属するリコーブラックラムズ東京。
リコーの創業者・市村清が佐賀出身であることから県内で初めて行われる公式戦に選手達も熱いプレーを誓います。

【中楠一期選手】
「佐賀県で初めて試合が行われるということで、僕たちも楽しみ。試合を見て活力や感動を与えられればと思っているこれから頑張るので是非会場に足を運んで応援してください」

リコーブラックラムズ東京の試合は、12月27日に駅前不動産スタジアムで行われます。
試合の模様はサガテレビで生放送します。

サガテレビ
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