学歴詐称疑惑で不信任決議を受け失職した静岡県伊東市の田久保前市長。卒業証書を「１９．２秒見せた」と説明したことが話題となったが、福島県の奥会津には「だいたいこのくらいの時間」で楽しめる場所があるのをご存じだろうか。
■名曲が聞ける道路
流行語ノミネートの「卒業証書１９．２秒」にちなんで、「だいたい１９．２秒」で楽しむことができるスポットへ！
福島県会津若松市から車で約1時間、国道252号線を進み金山町に差しかかると…ちょっと耳を澄ませてみて！
「いまのでだいたい２０秒でした」聞こえたかな？
「奥会津シンフォニーロード」と呼ばれるこの道、アスファルトに深さや間隔を調整した溝が切り込まれていて、時速50キロで走ると20秒間、名曲「カントリーロード」が聞こえてくるのだ。
■どうしてこの曲なのか？
10年前に完成したという「シンフォニーロード」、そもそもどうしてこの曲なのか？
会津若松建設事務所の藤井秀一主査は「母なる山々という歌詞がありますけども、そういったものが奥会津地域にあっているのではないかと」と話す。
実は、「花は咲く」や「川の流れのように」なども候補にあがっていたが、風景とのマッチング、そして再現のしやすさから「カントリーロード」に！
そして楽しいだけではない。「音がなることによって速度抑制ですとか（溝で）路面の排水性だとか、凍結抑制ですとか（が期待できる）」と藤井主査は話す。
奥会津を訪れる際には「だいたい１９．２秒」を走ってみてはいかが？
