アメリカのトランプ大統領は2日、アメリカと台湾の関係を強化する「台湾保証実施法案」に署名しました。
中国は反発しています。
この法案は、アメリカと台湾の公的な交流に関するガイドラインの定期的な見直しを国務省に義務づけるもので、双方の関係深化などの理念に基づき指針を策定するよう求めています。
台湾メディアは、法案の成立により台湾の当局者がアメリカの政府機関を公務で訪問することなどが可能になるとの外交当局者の見方を報じていて、台湾総統府の報道官は3日、感謝を表明する声明を出しました。
一方、中国外務省の報道官は「台湾問題は中国の核心的利益であり、米中関係で越えてはならないレッドラインだ」と述べ、アメリカをけん制しました。