かわいらしいキャラクターで彩られた店内。
衣料品大手の「しまむら」がタイに初出店しました。
会場に展示された無数のキャラクターグッズ。
招待客は記念撮影に大盛り上がりです。
赤ちゃんも興味を示すその先にあったのは、ウサギをモチーフにしたマスコットキャラクターでした。
タイの首都バンコク中心部にある大型ショッピングモール「サイアム・パラゴン」。
ここにオープンしたのは、日本国内で2200店舗を展開する「しまむらグループ」の新ブランド「SHIMA Park」です。
国内ブランドの衣類とともに店内に並ぶのは、多くの「しまうさ」グッズです。
さらに、展示された衣類にはタイを感じさせるデザインがあしらわれていました。
オープニングイベントには約100人が集まりましたが、その正体はインフルエンサーでした。
イベントに参加したインフルエンサーからは「かわいいものがいっぱいで、とても気に入りました」「最初に見てすぐ覚えられる。とてもかわいい。色も好き」といった声が聞かれました。
また、赤ちゃんと一緒に来た女性インフルエンサーは「この子とても気に入っています。ウサギが好き。きょうもウサギの格好で来た。(マイクは)食べられないよ。おなかすいてるの?」と話しました。
“海外での知名度を高めるため東南アジア市場への参入を決めた”という、しまむらグループ。
なぜタイを選んだのでしょうか。
株式会社しまむら・齋藤剛樹執行役員は「タイは人口構成が非常に日本に似ている。あともう1つが、人口7000万人ですが、インバウンドが4000万人で非常に多国籍。世界一グローバルな都市ですので」と話します。
この店舗は1年をめどとした期間限定ですが、オンラインストアでの販売もすでにスタート。
今後も東南アジアを中心に、国や地域に適応しながら事業展開の強化を図るということです。