2026年3月で福島第一原発事故から15年になるのを前に、警察庁の楠芳伸長官が原発の警備状況などを視察しました。
警察庁の楠長官は3日午前、福島第一原発を訪れ警備状況を確認するとともに、テロ対策として24時間体制で対応している「原発特別警備部隊」を激励しました。
警察庁・楠芳伸長官:
厳しい環境の中での警備ですが、引き続き緊張感を持って任務にあたり、警戒警備に異常のないように万全を期してください。
また、楠長官は近年、ドローンの性能向上によってテロの脅威が高まっていることを念頭に「原子力発電所がテロの標的になってはいけないという認識のもと、実践的な対処訓練を行っていく」と述べました。