世界最大規模のロボット展が3日、始まった。
2025年のキーワードは、AI(人工知能)ロボットの活躍だ。

AIブームの中、出展社数が過去最多となった「2025 国際ロボット展」では、最新ロボット技術が競われている。

関心を集めているのは、カメラの画像をかざすとAIが読み取り俳句として表現し、講評までするロボットだ。
AIロボット:
「肉を焼く香り、展示会の熱気、季節は秋」。
どうかな。合格かな、不合格かな。師匠、評価をお願いします。
AIロボット:
講評。温かみと活気、五感に訴える描写が鮮やか。季節の移ろいをもっと深く掘り下げよう。判定は合格。
人間と同じ振り付けで踊るロボットや、AIで色を識別し赤と白のクッションを仕分けするロボットのほか、近未来の社会を体感できるカフェでは、注文するとAIロボットが自身の判断で行動し飲み物を運んできてくれる。

少子高齢化の中、政府はAIの活用を成長戦略の柱と位置づけていて、様々な現場で活躍できるAIロボットの開発が競われている。

「2025 国際ロボット展」は12月6日まで開催されている。
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