ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を巡り、ロシアのプーチン大統領とアメリカのウィトコフ特使が2日、和平案について協議しましたが、溝は埋まりませんでした。

ロシア側からはプーチン大統領とウシャコフ大統領補佐官らが、アメリカ側からはウィトコフ特使らが出席し、約5時間にわたり和平案について協議しました。

和平案はロシアの主張を元にウィトコフ特使らが作成し、ウクライナ側の反発を受けて大幅に修正されたものです。

ロシアはウクライナ東部の2州全ての割譲などを求める一方で、ウクライナは安全の保証などを求めています。

会談を終えたウシャコフ氏は和平案について、「妥協案はまだ存在しない」と述べていて、溝は埋まりませんでした。

ウシャコフ大統領補佐官:
一部は同意できたものの、大統領はいくつかの提案に批判的、否定的な姿勢をみせた。

ウシャコフ氏は協議を続ける姿勢を示したものの、双方の隔たりは大きく、合意への道筋は不透明です。

フジテレビ
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国際取材部
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