東京・練馬区の私立中学校で昼ごろ、男子生徒が同級生を切りつけた事件で、学校側が28日夜に会見を開き、英語のスピーチテストの待機中に事件が起きたことを明らかにしました。
正午ごろ、練馬区の私立武蔵高等学校中学校で13歳の男子生徒が同学年の男子生徒の首をカッターで切りつけました。
男子生徒は軽傷です。
学校は28日夜に記者会見を開き、当時、英語のスピーチテスト中に順番待ちの待機所として使っていた別の教室で、2人が小競り合いを起こして事件が起きたことを明かしました。
凶器となったカッターは刃渡り1cmほどで、学校から支給されたものではなく、プリントを切る際に使われていたとみられています。
過去に2人の間にトラブルはなく、いじめもなかったとみられ、学校や警視庁が詳しい経緯を調べています。