福岡県北九州市で、国道沿いに設置されている横断防止柵のボルト51個が、何者かに盗まれていたことが分かりました。
付近では、同様の被害が相次いでいます。
北九州市によりますと、11月26日、八幡西区小嶺で、国道211号の拡幅工事に立ち会っていた市の職員が、横断防止柵からボルトが抜け落ちているのを発見しました。
その後の調査で、この防止柵のうち、およそ70メートルの範囲から合わせて51個のボルトが盗まれていたことが分かり、警察に通報しました。
被害総額はおよそ1万7千円で、市は、12月1日に、八幡西警察署へ被害届を提出する予定だということです。
11月5日には、この現場からおよそ3キロ離れた香月西でも横断防止柵63メートル分とボルト258個が持ち去られていて、八幡西区役所はパトロールを強化するとしています。