2025年も残すところ、1カ月余りとなりました。

鹿児島市の山形屋ではお歳暮のギフトセンターが開設され、多くの人が贈り物選びに訪れました。

一方、「アサヒグループホールディングス」へのサイバー攻撃によるシステム障害の影響で、ビールなどの商品の一部が取り扱えない状況となっています。

毎年、多くの人が訪れる山形屋のお歳暮大ギフトセンター。

2025年から会場が2号館の山形屋文化ホールに変わりました。

約800点の商品見本がずらりと並び、カタログの掲載品を含めるとギフトの数は1500点近くにのぼります。

人気商品の予想は1位が洋菓子。

新商品が多く、トレンドを取り込みやすいのが人気の理由です。

次いで2位はさつま揚げ、3位はハムなどの加工肉となっていて、初日から多くの人が贈り物選びに訪れていました。

買い物客
「相手の方が喜ばれるようなものをと思っているがなかなか決まらない」
「(贈るのは)娘の嫁ぎ先です。元気なのかなとか、その時しかお話できないのですごく貴重だと思っています」

2025年注目の商品は…

中西沙綾記者
「人気のお酒コーナーにも商品がずらり。中でも注目は山形屋の創業275年を記念したウイスキーです」

創業275年の山形屋と、創業から150年あまりの本坊酒造がコラボしたウイスキー。

二つの老舗が紡いできた時間と情熱を形にした、香りと深みのある商品です。

一方、贈り物として毎年人気で定番のビールを中心に「アサヒグループホールディングス」へのサイバー攻撃によるシステム障害の影響が出ています。

アサヒを含むビール大手4社や乳酸菌飲料ギフトなど37点のうち22点の取り扱いができなくなっています。

山形屋のお歳暮大ギフトセンターは12月23日まで開設されています。

お歳暮の話題をお伝えすると、いよいよ年末だなという気持ちになりますね。

物価高の影響があるものの、山形屋では平均単価を2024年より3円高い3700円とみています。

また売り上げ目標は2024年と同様の約11億6000万円としています。

鹿児島テレビ
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