県警は28日の定例記者会見で、県警不祥事に関する再発防止策の発表会見にカメラを入れさせなかった対応について、記者から質問が相次いだのに対し、県警は「会見を開くほどの内容ではなかった」と釈明しました。

28日の県警本部の定例会見では、県警の不祥事を受けて、2024年8月に策定された再発防止策の見直しと強化策が新たに発表された11月14日、報道機関がカメラを入れて記者会見を求めたものの、県警が応じなかったことに質問が相次ぎました。

理由を問われた県警の安達警務部長は・・

県警・安達裕也警務部長
「再発防止策を刷新したり新たな柱を打ち立てたりするというような内容ではないことを踏まえると、(カメラなしの)記者レクで説明責任を十分に果たせると判断した」

また、この日は他人の下着をのぞこうとしたなどとして、巡査長を懲戒処分にしたことが新たに発表されています。

県警・安達裕也警務部長
「見直し、改善策の内容が重要なことだとは思っているが、そのことと県民の関心の高さなどは必ずしも比例しない」

Q(改善策が)重要なものと思ったけど、県民の関心はそこまで高くないと判断した?
「高くないというか記者会見を開くほどの内容でなかった」

再発防止の策定から1年以上が経ちますが、2025年は巡査長の懲戒処分など6件の不祥事が起きています。

鹿児島テレビ
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