28日も県内はクマの目撃が相次ぎ、鶴岡市の住宅の敷地内などで目撃された。こうした中、県は「クマ出没警報」を12月末まで延長することを発表し、警戒を続けるよう呼びかけている。
28日午前7時半ごろ、鶴岡市羽黒町松尾の住宅敷地内でクマが目撃された。
体長は約1.2メートルで、その後約500メートル離れた広瀬小学校の方向に移動していったという。
通学の時間帯ということもあり、市や警察・猟友会が周辺をパトロールしたが、クマは見つかっていない。
また28日は鶴岡市での目撃が相次ぎ、午前7時ごろには羽黒町野荒町で、午後0時半ごろには鶴岡市日枝の小真木原公園近くにも出没した。
さらに天童市では午前3時半ごろ、クマが東北中央道の天童インターチェンジのゲートを通過しているのが目撃された。
クマの出没が続く中、県は現在発令している「クマ出没警報」を12月31日まで延長すると発表し、警戒を続けるよう呼びかけている。